【伐倒】受け口の下切りが水平じゃないとダメな理由=まっすぐ倒すため。

木の切り方

伐倒のときにつくる受け口。

チェーンソーで「斜め下方向」と「真横方向」に切り結んで受け口を作ります。

この真横方向に切るライン(ここでは”下切り”と呼称します)は、基本的に水平であることが求められます。

なぜ水平じゃないとダメなのか?

結論から言えば木をまっすぐ倒すため。ほかの理由もあるとは思いますが、これが第一のはず。

僕の理解している範囲で説明してみます。

 

下切りで会合線の水平が決まる

受け口の口元は会合線と呼ばれますが、これは木を倒すための支点となるめちゃくちゃ重要なライン。

蝶つがいの真ん中の部分みたいなものです。

下切りが水平なのはつまり会合線を水平にするためです。

受け口をつくるときは斜めと真横から切り結ぶわけですが、会合線が水平かどうかは下切りのラインで決定されます

そして会合線を水平にする理由は前述のとおり木をまっすぐ倒すためです。

 

会合線が水平じゃないとどうなる?

僕が伐倒をやり始めたころの受け口↓

会合線が斜め右下に傾いています。つまり水平じゃないダメな例。

これだとどうなるのか?丸めた紙を立ち木に見立ててやってみます。

↓紙が立ち木、赤線が会合線。

すべて会合線を支点に閉じると、以下の写真のように倒れます。

 

①水平な会合線

②斜めの会合線(その1)

③斜めの会合線(その2)

つまり、まっすぐ倒れません。

 

・・・ただ、これは極端な例えだとは思います。

木はかなりの重量物です。なので幹と樹冠が倒れていくときに会合線にかかる力を想像すると、もしかしたらその傾きというのは誤差の範囲なのかもしれません(振り幅はそんなにないのかも)。

実際、「完璧に会合線にそって受け口が閉じる」のかは僕も確信が持てているわけではありません。

けれど上記の仕組みを考えれば、会合線が斜めで伐倒したときの目標の狂いは、水平な場合よりは出やすいだろうと思います。

精度が求められる伐倒の場合、受け口下切り(会合線)が水平かどうかはしっかり確認し、ずれていたら確実に修正するようにしています。

 

・・・

以上、受け口下切りの水平についての記事でした(間違ってたらスミマセン…)。

おしまい!

 

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