チェーンソー

【チェーンソー】チェーンオイルが出ないときの原因と対処法。クラッチの外し方〜オイルポンプの交換まで。

チェーンソーのチェーンオイルが出なくなりました。

ガイドバーとソーチェーンが異常に高温になって、近くにあったブルーシートを溶かしてしまったことで判明。

オイルが出ない原因についてチェックした項目と、その結果についての記事です。

 

オイルが出ない原因のチェック項目

原因となる項目はいくつかあるので、簡単なところから順番にチェックしていきます。

(そもそも「オイルタンクにオイルが入っているか」は省略します)

僕の場合、結論からいえばオイルポンプのトラブルが原因でした。

 

オイル噴出口、ガイドバーの確認

スプロケットカバーとガイドバーを取り外すと、チェーンオイルの噴出口が見えます。

ここは切り屑やゴミが詰まりやすいので、まずこの部分をきれいに掃除します。

同時に、ガイドバーにあるオイルが供給される穴、レールの溝も掃除しておきます。

(結局、掃除しても直りませんでした)

 

オイルフィルターの確認

オイルタンクの中にはオイルフィルターがあります。

(針金やマイナスドライバーを使えば簡単に取り出せます)

フィルターによりチューブやオイルポンプへ異物が入るのを防いでいます。なのでここが詰まるとオイルが供給されません。

確認してみると、とくに詰まっている感じはありませんでした。

とりあえずオイルタンクの洗浄をやってみました。タンク内のゴミを取り除くことができて、オイルフィルターも洗浄できます。

オイルを全部抜いてから混合ガソリンを少量入れてガシャガシャ揺すり、給油口から排出しました。(洗浄後は念のため、キャップを開けたままガソリンが気化するまで放置したほうが良いです)

けれど結局効果なし…。

 

オイルポンプの確認

あとはオイルポンプを見てみるしかないなーということで、やってみました。

オイルポンプは簡単に説明すると、チェーンオイルを自動的にガイドバーへ供給するための部品です。

オイルポンプには「ウォームギア」という歯車が付いていて、それがクランクシャフトからの動力を受け取って、オイルを供給する仕組み。

なのでウォームギアが消耗していると、オイル供給されなくなります。

クラッチを外す

オイルポンプを確認するにはクラッチを外す必要があります。これが非常にやっかい。

クラッチの外し方はいくつかあって、チェーンソーのメーカーによっても違います(僕のチェーンソーは共立CS42RS)。

クラッチは逆ネジで取り付けられているので、時計回りに回転させれば外せます。

ただ、そのままではクランクも一緒に回転してしまうので、力が伝わりません。

ピストンストッパーでピストンを固定して回す方法もありますが、今回は専用のクラッチプーラーを購入し、インパクトドライバーを使って外しました。

↓共立の中型チェーンソー用クラッチプーラー(1000円くらいです)

↓3本の爪が、クラッチを支えている三角形部分に噛み合います。

そして19mmソケットレンチとインパクトドライバーをつかって時計回りに回転させれば外せます。

インパクトドライバーの瞬間的な衝撃と、シリンダー内の圧縮の抵抗によってクラッチを外すことができます。

 

オイルポンプを外す

クラッチとスプロケットを外すと、オイルポンプが見えます。2本のネジで止まっているのでこれを取れば外れます。

 

ウォームギアの確認

シャフト側のギアと、オイルポンプ側のギアが噛み合って回転することで、オイルが自動的に供給されます。

↓黄丸の2つ。

確認したところ、オイルポンプ側のギアがナメていて、黒いプラスチックが周辺に固着していました。

なのでオイルポンプを交換することに。

今回は同型の壊れたチェーンソーから正常なオイルポンプを流用させてもらいました。

↓正常なギア

交換してみると問題なくチェーンオイルが供給されました。ひと安心です。

 

今回の原因

お世話になっている専門店に壊れたオイルポンプを見てもらいました。

原因は「チェーンオイルがなくなった状態で回転させたから」だろうとのこと。

その場合、オイルポンプのギアが熱を持って溶けてしまい、今回の状態になったようです。

オイルポンプそのものはアッセンブリーのためギアの交換だけはできず、部品だけで5,000円程度はかかるとのことでした。

なので自分で交換できるにこしたことはありません(クラッチの外し方やオイルポンプの仕組みとか、めちゃくちゃ勉強になったし)。

ネットで調べればいくらでも情報は拾えるので、まずは自分でやってみるのが一番だと思います。

 

 

 

おしまい!

 

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