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チェーンソーを丸2年使ってみて、修理したところを一通り書き出してみる。

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「チェーンソー」は林業の代名詞みたいな機械です。

間伐期間は1日中ガンガン振り回すし、雨や雪のなかで酷使することもあります。

かなりハードに使うので、機械自体も消耗していきます。

チェーンソーを使い始めてから現在丸2年以上たちました。

そのなかで修理したところをリストアップしてみます。

(使用しているチェーンソーは共立CS42RSです)

とりあえず外見はどうなったか?

使い始めのチェーンソーはもちろんピカピカの新品。めっちゃきれいです。

↓新品のチェーンソー

↓そして2年後

パッと見はそんなに汚くないですが(掃除したてなので)、

  • 塗装の退色や剥がれ
  • こすっても落ちないオイル汚れ
  • ラベルの文字消え
  • ガイドバーの傷やレールのすり減り
  • カバーの軽微な割れ

なんかは目立ちます。

(まあ見た目は使用するのに関係ないので、些末なことですが)

 

修理は基本的に消耗品の交換だけ

僕の場合、2年使ってみて大きな修理箇所はなく、基本的には消耗品の交換だけでした。

それらをあげていきます。

スターターロープ

エンジンをかけるために引っ張るロープ。このグリップの付け根部分はよく切れます。

感覚としては1年に2〜3回くらい。なので4ヶ月くらいで定期的に交換するようにしました。

ロープ自体は安いし、交換作業も1回やれば覚えます。

過去記事:スターターグリップのロープが切れたときの直し方

 

スターター内部のバネ

スターターロープを巻きつけている中心には、フライホイールと噛み合わせる部品の間にバネが入っています。

このバネの出っ張り部分が1年半くらいで折れました。

交換は部品さえあればドライバー1本でできます。

防振ゴム(クッション)

エンジンの振動を抑えるための防振ゴムがいくつかついています。

エンジン側のボディとリアハンドル側のボディの接続部分にあるゴム。

これが2年くらいで割れました。

↓丸くて黒い部分。

これも交換は部品さえあればドライバー1本でできます。

 

ほか、イレギュラーな修理箇所

僕の使い方が悪く壊れたものと、初期不良のものと2つの修理がありました。

オイルポンプの交換

作業途中でチェーンオイルが出なくなり、原因をいろいろ調べた結果、オイルポンプが故障していることが判明。ポンプ自体を交換しました。

詳しくいえばポンプ内のウォームギアという部分が熱で溶けていました。

過去記事:チェーンオイルが出ないときの原因と対処法。クラッチの外し方〜オイルポンプの交換まで。

これは僕の使い方が悪く、専門店に聞いたところ「オイルがなくなった状態でチェーン回転させたからだろう」とのことでした。

ちなみにオイルポンプは5,000円くらいするうえに専用工具(クラッチを外す工具)が必要です。

 

フライホイール側からのオイル漏れ

これは初期不良。へんな場所からオイルが漏れていました。

フライホイール側のカバーをあけてみると、ちいさな穴?からオイル漏れしていました。

この穴はオイルタンクの空気穴で、タンクが真空状態になってオイル供給されなくなるのを防ぐ役割。

一方通行の空気穴のはずが、逆止弁がうまく機能していないとのことでした。

 

まとめ:無理やり使わなければチェーンソーは長持ちする、と思う

2年使ってみての感想ですが、無理な使い方をしなければチェーンソーは長持ちする気がします。

逆に、あたりまえですが無理やり使うと簡単に壊れます。

たとえば木を切っていてガイドバーが木に挟まれたとき、無理やりこじるとガイドバーの張り調整ネジが曲がります。

↓誰かが曲げたやつ。

無理な力を加えるのは禁物(使い始めは感覚がわからないので無理させがちですが)。

それにくわえて、消耗品が劣化したら早めに交換して、こまめに掃除して、必ず目立てをきっちりしておく(あとは良質なエンジンオイルを使うとか)、というのが大事だし基本になります。

 

ホームセンターで売っている一般向けチェーンソーは2〜3万円でそんなに高くありませんが、プロ向けのチェーンソーは10万円以上するのでかなり高価です。

チェーンソーの寿命がどれくらいかはわかりませんが、10年くらい活躍してくれたらいいなーと思います。

 

おしまい!

 

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