僕は2009年に初めてフルマラソンを走って以来、現在もランニングを継続しています。
マラソン大会にも年1回は出場しています(フルマラソンの自己ベストは3時間2分弱まで伸びました)。
ものごとを習慣化するのは得意ではありませんが、ランニングは習慣化できています。
その理由はいくつかありますが、もっとも大きいのは「マラソン大会にエントリーすること」です。
逆説的な感じですが、その理由について書きます。
ランニングを継続させるなら、マラソン大会にエントリーしてみる
僕の場合は「とりあえずマラソン大会にエントリーする」ことでランニングを継続できています。
大会にエントリーすることで「走る目的」ができる
マラソン大会にエントリーしてしまえば走る目的(動機)ができます。
何のためにランニングするのかがはっきりしていれば、それに向けて具体的な行動がとれます。
逆に動機や目的が曖昧だと「今日は走ろうかどうしようかな…」みたいな不要な迷いがでます。そんな判断を毎回していると、走るまでのハードルが上がってしまいます。
ランニングするための迷いを断つために、走る目的をつくる。そのために手軽なのがマラソン大会のエントリーです。
お金を払うことでより動機が強くなる
誰でも参加できる一般的なマラソン大会は、参加費がだいたい2000円〜4000円です。
大した金額ではありませんが、身銭を切ることでより動機が強くなるはず。
マラソン大会は誰でも気軽に出場できる
マラソン大会は全国各地でめちゃくちゃ開催されていて、基本的にはだれでも参加できます。
種目もフルマラソン(42.195km)やハーフマラソン(21.0975km)だけでなく
- 2km
- 5km
- 10km
など短めの距離も探せばたくさんあるので、誰でも気軽にエントリーできます。実際、初心者の参加者が大半だと思います。
もちろん制限時間はありますが、それ以内なら歩いてもOK。誰にも強制されているわけではないので、自分のペースで走れます。
僕はいつも「ランネット」というランニングのためのポータルサイトから、出場したいレースを検索しています。
日々のランニングを継続させる具体的なコツ
大会にエントリーしたら、それにむけて練習していきます。
ここで重要なのは、大会以前の目的である「ランニングをいかに継続させるか」です。とりあえず練習内容は二の次で良いです。
ガチで記録を狙っているシリアスランナーなら練習内容は超重要です。けれど初心者であればあるほど、そもそもの練習量が大切です。
ランニングをつづけていると「今日はめんどくさい、走りたくない」と思うことは多々あるので、それをいかに乗り越えるか。
ランニングする日を固定化する
「今日はランニングしようかどうしようか…」というそもそもの判断をなくすために、
- 1日おき(僕はおおむねこれ)
- 曜日で固定
- 休日で固定
などスケジュールに合わせてランニングする日を固定化させます。
そうすれば「今日は走るor走らない」があらかじめ決まっているので、判断するコストをなくせます。
これはある種の思考停止ですが、決めたことをやるだけなのである意味ラクです。
すぐに走り出せる環境をつくる
いざランニングしようと実際に走り出すまでには
- 走る服装に着替える
- シューズを履く
- どこを走るかコースを決める
など、いくつかやることがあります。これも毎回やっているとめんどうになってくるので、たとえば
- ランニングする日はいつでも走れる服やシューズで行動する。
- ランニング用の服やシューズを玄関先に常に置いておく。
- 走りやすいコース(信号が少ない、平坦でアップダウンが少ないとか)をいくつかつくっておく。
など、走り出すための事前準備を少なくするだけでも違ってきます。
ランニングを自宅からスタートしないのもあり
これは僕が実際にやってみて効果あったことですが、ランニングを自宅からスタートしないのはありです。
たとえば自宅に帰ってから走り出そうとすると、気持ちが萎えたりします(今日は疲れたし止めとこうかな、みたいな)。
なので仕事帰りに着替えたりできる場所をつくって、そこからコースを決めて走ります。
それをルーティン化させる。
着替えや荷物管理の環境、移動や持ち運びはコストになりますが、そこをクリアできてルーティン化できるなら最強だと思いました。
僕の場合、普段が車移動なので、道の駅なんかを利用しています。街中でランニングステーションがあれば、いちど利用してみるのもありだと思います。
ランニングのログをとる
ランニング初心者であるほど、練習するほど「速く長く走れる」ようになってくるので、ランニングの距離や回数のログをとればモチベーション維持になります。
「今月はけっこう走れてるな」とか「さぼってるな」とか具体的な数字が積み上がってくれば、客観的に現状も把握できます。
ただ、ログは意識して記録しないと忘れるし、結構な手間です。
僕もめんどうなので以前は自分の感覚とストップウォッチだけで練習量を判断していましたが、ランニングウォッチをつかうことで正確なログが取れるようになりました。
ランニングウォッチはランニングの距離、タイム、コース、心拍数など自動で記録してくれます。スマホアプリで一括でログを管理できるので、めちゃくちゃ便利だと思いました。
ただ、ランニングウォッチは高価なので
- ストップウォッチやスマホでタイム計測
- 距離はグーグルマップで調べる
- グーグルカレンダーやエクセルにランニングの日時と距離とタイムを記録する
とかでも全然ありです。ログをとることが大切です。効率的にログをとりたいならランニングウォッチはめちゃくちゃおすすめです。
↓僕が使っているランニングウォッチ
どうしても続かないならやめる(向き不向き)
最後に、ランニングがどうしてもいやで続かないならやめればいいと思います。
基本的にランニングは孤独なスポーツなので、たんたんと一人でやるのが好きな人には向いています。
ものごとには向き不向きがあるので、僕も苦手なことや興味がわかないこと、いやなことは得てして続きません。
運動したいとか体重を減らしたいとかなら、水泳や自転車などほかの方法はいくらでもあります。
ランニングやってみて、少しでも楽しいと思えるなら続けてみるのがいいと思います。
以上、おわり。