今年のフルマラソン結果です。
結果タイム
3時間3分(と少し)
記録としては自己2番目(自己ベストは 3時間2分半ば)。
5kmごとの所要タイム(と1kmの平均ペース)
・〜5km: 21:42(4:20/km)
・〜10km:21:33(4:19/km)
・〜15km:21:48(4:22/km)
・〜20km:21:21(4:16/km)
・〜25km:21:39(4:20/km)
・〜30km:21:50(4:22/km)
・〜35km:21:47(4:21/km)
・〜40km:21:39(4:20/km)
・〜42km:09:01(4:31/km)
・〜195m:00:52
ほかのデータとしては、
・全体での1km平均ペース:4:21/km
・ハーフ(21.0975km)通過タイム:1時間31分
レース展開を考えて立てた「4つのプラン」
大会前に計算してみると「あらら?サブスリーのペースで走るの無理じゃね?」と気づいてしまった(遅すぎるしアホすぎる)。
無謀なペースで走るのはフルマラソンでは禁物。なので!プランを4つ立てて走ることにした。
A:4:16/km 未満(サブスリー)
B:4:18/km 未満(3時間1分くらい)
C:4:20/km 未満(3時間2分くらい、自己ベスト)
D:4:25/km 未満(3時間6分くらい、1年前の自己記録)
この4つから「プランB」をベースに5km走ってみて、そこから考える作戦を実行。
僕はいつも「スロースタート・後半追い上げ型」で走ってるけど、今回は記録を狙うため、この1km毎ペースで最初からつっこむことにした。
レース内容
【スタート】
先頭に近い位置でスタートし、周囲のペースも速かったので流れにのった。最初の1kmで「プランAは無理だー!」と確信。これは予想どおり。
【序盤】
いつもスロースターターなので序盤はなかなか調子が上がらず。「プランBもあやしい…」となったので、15kmごろからプランCを意識して走った。
【中盤】
20km前後は調子が上がってきて足取りも軽くなった。ランナーズハイはそんなに続かないので、ペースを維持するか、少し下げるかものすごく迷う(ここで維持することに決めたのは良かった)。
すると30km手前で足が重くなり「やっぱ序盤から上げるの無理だったかなー」と、あの「30kmの壁」を覚悟した。オーバーペースだとなりやすい。けれど運良く壁は訪れず、足も思いのほか動いてくれた。
そこから一切追い抜かされることもなく、4:20/km前後のペースを維持。前方のランナーをガンガン追い抜く(30kmを過ぎると大半の人はペースが劇的に落ちる)。
【終盤】
きつかったのは38km以降。まず右足のふくらはぎがつって、走りながら無理やり伸ばして直すと今度は左足がつった。
足の筋力が限界に近くて、40kmを過ぎてからが今回は一番きつかった。いつもぶっ飛ばすラスト2kmで大きくペースを落としてしまった。
レースの収穫
結果としては、プランCの「自己ベスト更新」すらできなかった。でも今回は評価できる点も多い。
・この年齢で自己2番目の記録を出せた(自己ベストを出したのは25の頃)。
・現在の実力と目標を照らし合わせて、レースの作戦を立てれた。
・スロースタートでなく一定のペースで入るようスタートできた。
・序盤を抑えなくても30kmを越えてペースを維持できた。
・トイレ休憩しなかった(おそらく1分の削減)。
・サブスリーを出すためにそもそも何が足りないか身に染みた。
サブスリーは目指します
今回でダメなら諦めるはずだったけど、戦略的に走れて学ぶことが多かったので、サブスリーを目指すのは継続しようと思う。
単純だけど、とにかく「4分16秒/km 未満 で42km走れる力」があるのが絶対条件。これを意識するトレーニングをしないと無理。てきとうにやってても伸びる年齢ではないし。
現状のタイムから5秒も縮めないといけない。決して軽いジョギングペースで走ってるわけじゃないので、この5秒の差がどれほど大きいか、思い知ることができた。
・・・
結果はやや残念だったけど、内容としては120%くらいの力が出せた。そんな楽しいレースでした。
おしまい。