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約6年ぶりのフルマラソンに参加しての結果と振り返り

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2022年11月6日、下関海峡マラソンに参加してきました。

コロナの影響で前々年は中止、前年は規模縮小で開催とのことで、今回ようやく本格開催のためかなり盛り上がっていました。フルマラソンの当日参加者は約7900人!

約6年ぶりのフルマラソンということで、自分としても楽しみすぎて気合入りまくりという感じ。

レースの結果と振り返りについての備忘録です。

レース結果

ネットタイム(スタートラインからゴールラインまでの時間)の結果は、、、

3時間04分51秒(1キロの平均ペースは04分23秒)。

目標としていたのが3時間10分以内(平均04分30秒/km)だったので、文句なしの結果でした。

自己記録としても上出来

おまけに自己記録としては3番目。20代に参加したレース結果と比べても遜色ないタイムでした。

  • 2009年 3時間41分38秒(初参加)
  • 2010年 3時間15分52秒
  • 2011年 3時間09分31秒
  • 2012年 3時間02分34秒(自己ベスト)
  • 2013年 3時間23分10秒
  • 2014年 3時間18分47秒
  • 2015年 3時間11分06秒
  • 2016年 3時間06分16秒
  • 2017年 3時間03分14秒
  • 2022年 3時間04分51秒(今回)

30代後半になった現在でこれくらいの結果が出せるとはまったく思ってなかったので、ゴールしたあと謎に感極まって「やればできるじゃんオレ」的な感じで謎に涙ぐんでいました。

6年近くフルマラソンは走っていなかったので、市民ランナーとしてのアイデンティティがまだ自分にあるんだなー的な。昔からサブスリー(3時間切り)を目標に掲げてたけど、まだ射程内にありそう。

レース内容

今回のレースはペースメーカー(いくつかの目標タイムのペースを維持して走る人たち)がいたので、その存在はかなり役立ちました。

気温は約18℃で快晴、準備運動中も日差しが暑くて、レース中はこまめな水分補給がかなり重要だと感じました。

スタート〜1km

S、A、B、C、、、と目標タイムごとのブロック順にランナーが並ぶ。若干トイレに行きたかったけどスタート直前のトイレはあるあるの長蛇の列で諦めて、トイレのことは脳内から消去(レース中のトイレ休憩は1分以上のロスなので)。

2番目のAブロックでスタート。めちゃくちゃな数のランナーがいるのでペースが上がらず、入りの1kmは4分47秒で遅すぎて焦る。

2km〜5km

次の2kmで目標の4分30秒/kmまで上げる。

相変わらずランナーの集団が崩れないのでペースを上げて集団から抜け出す(4分20〜25秒/km)。

給水ポイントはだいたい3〜5kmごとなので毎回スポーツドリンクで補給。

6km〜10km

目標タイムより速いけど4分25秒/km前後を維持する。集団から抜け出して同じくらいのペースのランナー何人かを切り替えながら並走、海風で汗が冷えてそんなに暑くなく快適に走れる。

10km〜15m

10kmを過ぎて、携行していた1本目のエネルギージェルで糖質補給。

3時間15分完走のペースメーカー(約4分35秒/km)に追いついてしばらく並走。これがけっこう遅いと感じたので目標3時間10分以内はいけると思い、再び4分25秒/km前後に上げて抜き去る。

16km〜20km

「後半はアップダウンが激しくなるので前半は抑え気味に」とゲストランナーの猫ひろしさんから聞いてたので、まだハーフも来ていない状態でこのペースを維持していいものかめっちゃ不安になる。

けどとりあえず維持。4分25秒/km前後。

20km〜25km

ここからしばらく上り坂と下り坂の繰り返し。上りは得意なのでペースはなるべく落とさないよう、下りは必要以上にペースアップしないよう気をつける。4分15秒〜30秒/kmでけっこうブレたけど目標内ペースでむしろ速い。

25kmを過ぎて、2本目のエネルギージェルで糖質補給。

26km〜30km

ここから少し息が上がってくるけどまだ余裕あり。コースも上り〜下り坂〜平地になって4分14秒〜27秒/kmで推移。

29km付近の給水所でアミノバイタルを配ってたのでありがたくアミノ酸を補給。

31km〜36km

コースは折り返しで残りの様子は把握済み。6kmの上り下りを過ぎればあとはゴールまで下りと平地。

足の筋力疲労も呼吸の乱れも少ないのでいけると判断、ここからペースアップ。4分10秒〜25秒/km。

32km付近の上り坂で、追いつこうと目標にしていたランナーが足をつった様子だったので抜き去る。足をつるのもマラソンあるある。

30kmを過ぎると多くの人はペースが落ちるので、ここから抜きまくる(ペースを維持できれば後半のレースは精神的にすごく楽になる)。

37km〜40km

上り坂が終わった37km以降からさらにペースを上げる。4分10秒〜16秒/km。

41km〜42.195km

残り2kmは歯を食いしばりながら全力。4分03秒〜05秒/km。

レースを振り返って

主に3点ありました。

後半に加速できた

今回は後半30km以降でペースを上げられて、ラスト2kmはキロ4分近くで走れた初めてのレースでした。

これほど足の筋力が残ってくれたのは、水分、電解質、糖質なんかの補給がしっかりできたのと、前半25kmまでにペースをしっかり維持管理できたおかげだと思いました。

長めの距離を走る練習は大切かも

長い距離をダラダラ走る練習はあんまり効果的じゃないと感じていて、昔の練習ではあまりやっていませんでした。

過去練でよくやっていたのは8kmの速めのペース走(約3分50秒〜4分/km)。今回これがあまり取り組めていなかったので、練習量としてはいまいちかなというのがレース前の実感でした。

けれど替わりに約25kmの長い距離のペース走(約5分/kmで補給なし)を週1〜2回くらいでやっていたので(距離で消費カロリー増やす & 練習後にその分外食して食いたいものゼロカロリー的な練習)、これがトレーニングとしては良かったのかもしれません。それがフルマラソンを走るうえでの下地をしっかり作れたのかも。

月間走行距離はだいたい100km、多い月は200kmくらいでした。

マラソンの実力は年齢に大きくは左右されない

フルマラソンに参加すると、自分より遥かに年上の方々が遥か先を走っているのを目にします。

年齢はそんなに関係ないスポーツなんかなと前から思っていましたが、自分が30代後半になって参加してみて、改めて思いました。そんなに関係ないんじゃない、と。

以上、久しぶりのフルマラソンの振り返りでした。めちゃくちゃ楽しかった!

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