焚き火や炭起こしで火をつけるのに着火剤があれば便利だけど、どれがいい?
たとえばスウェーデントーチに着火するときも、着火剤があればとてもラクです。
着火剤はたくさん種類があるので、どれがいいかよくわかりません。
なのでいくつか買ってみて、燃やしてくらべてみました。
個人的なオススメはユニフレーム「森の着火剤」
結論を先に書きますが、個人的なオススメはユニフレーム「森の着火剤」です。
森の着火剤の良い点
- ゆっくり長く燃える
- 自然素材(間伐材)で見た目がいい
- 臭いがない
- 長期間保存できる
- 煙が出ない
着火剤自体が燃える様もけっこうきれい。ゆっくり静かに長く燃えてくれます。
森の着火剤の悪い点
もちろん短所もあって、
- 火力がそんなに強くない
- 着火剤自体にやや火がつきにくい
- 水に濡れると燃えない
- 1個44〜58円でやや高め
火をつけるには火力が最優先なので、場合によっては物足りません。
けれどスウェーデントーチには十分な着火剤です。
着火剤4つを比較
「森の着火剤」のほかに、比較した着火剤をあげます。
ひまわりの会 着火材
「森の着火剤」とほぼ同じの商品ですが、かんたんにいえば安物です。
1個30円くらい。こちらの着火剤のほうが密度が低く崩れやすい。
ニチネン パック燃料
ジェル状のパッケージ入り着火剤。1個50円くらい。
高火力で長く燃えます。水にも強い。
文化たきつけ
ホームセンターでよく売られている安価な着火剤。1本10円以下でコスパ最高。
かなりの高火力ですが、燃焼時間も短め。
欠点としては黒い煙も出るし、なにより灯油くさいです。
並べて燃やして比べてみた
並べて燃やして比べてみました。
↑左から「文化たきつけ」「ニチネンパック燃料」「森の着火剤」「ひまわりの会着火剤」
↑文化たきつけの火力がすごい。
↑3分後。文化たきつけはもう下火。森の着火剤は調子でてきました。
↑パック燃料のオーラ?が異様(赤い炎がでる仕様なので)。
↑文化たきつけは4分弱で鎮火。
↑8分30秒でひまわりの会着火剤が鎮火。
↑14分で「森の着火剤」「パック燃料」ともにほぼほぼ鎮火しました。
まとめ
- 文化たきつけ:4分(コスパ最高。短時間の超火力。ただし灯油臭い)
- パック燃料:14分(長く安定した火力。風雨にも強く高機能、炎が赤い)
- 森の着火剤:14分(長く安定した火力。ろうそくのような炎)
- ひまわりの会着火剤:8分30秒(わりと長めの火力。コスパ良し。ただしボロボロ崩れやすい)
着火剤としての機能性なら「パック燃料」、コスパなら「文化たきつけ」です。
森の着火剤をつかうのは、完全に個人の好みです。
スウェーデントーチの着火剤としては、見た目と火力がいちばんいい感じかなと思って使っています。
おしまい。