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【旅行記:岡山】県北の新庄村に行ってきた

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岡山県の北西部にある村「新庄村(しんじょうそん)」に1泊2日で行ってきました。

電車にのって岡山〜津山〜勝山まで

住んでいる岡山市からは電車で移動。

ルートはJR岡山駅から

〜津山駅(津山線:1時間30分)

〜中国勝山駅(姫新線:50分)

〜コミュニティバス(40分)

乗り継ぎの待ち時間も長いので、だいたい4時間くらいかかる。

岡山県にのこっている数少ない「村」へ

新庄村は岡山県の北西部、鳥取県との県境にある。

県北東部の「西粟倉村」と同じく、平成の大合併をへても県内に残っている「村」のひとつ。県内の3大河川である「旭川」の源流にもあたる地域。

村の人口は、2016年10月の統計で850人程度(岡山市は約72万人)。なのでそこに住む場合は1/850人の存在になる。もはや誰でも顔見知りっていうイメージかもしれない。

「日本で最も美しい村連合」に加盟していて、村としての自立と景観保全なんかにも力を入れている印象。

旧出雲街道の宿場と「がいせん桜」

観光の名所は「がいせん桜通り」。新庄村は昔、島根県の出雲へと続く「出雲街道」の宿場町として栄えていて、その面影を残しているストリート。

ここはすごくて、明治の日露戦争の勝利を祝って植えられた樹齢100年以上の桜が、街道の両脇にずらーっと立ち並んでいる。 人口1000人にも満たない村に、桜の時期には万単位で観光客が訪れるらしい。ぜひ春に来てみたい。

(↓がいせん桜の写真ツイートを引用)

雪がすごい

たまたま訪れたときは寒波の直後で、かなりの積雪があった。県南に住んでいる身として信じられないほどの雪の量。雪は春先をこえて、長ければゴールデンウィークまで残ることも。

つまり冬がめちゃくちゃ寒くて、夏はエアコンが必要ないほど涼しい地域。

僕にとって「岡山県」は南部の晴れのイメージしかない。南部はほとんど雪が降らないし、降ったとしてもごくごく稀にしか積もらない。県南と県北はこれほど天候にギャップがあることを知らなかった。

天気予報は岡山県内の情報を確認するより、鳥取県の米子あたりを見た方がいいとのこと。山陰の天気に近いようだった。

(↓山陰はほんと天気が悪いし、岡山だけ晴れってこともよくある気がする)

 

コンビニなんてない

あたりまえだけど商業施設がほとんどない。道の駅が1件。役場の近くに食堂が2件。あとは桜通りに小さな商店が2件ほど。

ビールを買いに商店の1つに行ってみると、古い木戸を開けた店の奥からすげぇ小さなおばあさんが「いらっしゃい」と出て来た。

なので生活圏として、最寄りの街は米子(鳥取県)か真庭(岡山県)になるらしい。

寄宿舎を改修した宿「やまなみ」に宿泊

役場の裏手にある滞在施設「やまなみ」に泊まった。2階建の共同宿泊所で、個室は畳敷きかベッドの2種類あった。

ロビーにはでかい薪ストーブがあったので燃やしてみようと思ったけど、時間がかかりすぎるとのことで食堂のエアコンで我慢した(個室にはエアコンがないのでめっちゃ寒い)

まとめ:岡山県でも南部と北部は別世界

南部の気候に慣れていると、北部の景色や町並みはめちゃくちゃ新鮮。たとえばバスを待っているあいだに歩いた、真庭市の勝山。

津山で乗り換えた姫新線はなかなか見かけない1両編成。

水と町並みがきれい。

 

伝統工芸品の勝山竹細工。林業がさかんなので木工品も。

鳥取県に近いので、境港の魚介なんかが売っている。

加工されてない食べ物の豊富さとか、人工物の少ない景色とか、人の少なさとか、単純に癒されました。

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