連休で山陽自動車道を通ったとき、岡山県の吉備サービスエリアに立ち寄りました。
そこで思わず買ってしまったものが
- 畳縁
- マスキングテープ
の2つ。どちらも地元企業の商品で、なおかつとても魅力的でした。
畳縁(たたみべり)
![](https://keixx.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC_0940.jpg)
![](https://keixx.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC_0931.jpg)
畳縁とはその名のとおり、畳の縁にそって縫い込まれている布のことです。
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なぜこれを買ったかというと、前職が畳屋だったから。懐かしくて思わず買ってしまいました。
岡山県倉敷市児島には、畳縁をつくっている繊維メーカーがいくつかあります。
中でも有名な会社が「高田織物」。
この会社の畳縁が販売されていました。商品の記載によれば、倉敷市児島は「畳縁全国生産高の80%を占めています」とのこと。
畳縁はデザインがめちゃくちゃ豊富です。基本的に
- シンプルなもの(無地)
- 昔ながらの意匠(亀甲、丸紋、菱型、花柄)
のイメージでしたが、ポップな感じの新しいものもたくさんありました。
↓この縁で畳替えしたら落ち着かない空間になりそう…。
![](https://keixx.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC_0942.jpg)
また、畳縁は布としての強度が非常に強いです。昔は綿糸や麻糸が素材でしたが、現在は化学繊維が主流になっています。
畳縁の「布としての強度」「豊富なデザイン」という特性を活かして、縫い合わせてバッグなんかの小物を趣味でつくる人もいます。
↓畳縁の小物入れも売っていました。
![](https://keixx.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC_0932.jpg)
僕の用途としては、畳屋時代にトラックシートのハトメ部分をよく畳縁で留めていたので、同じく軽トラのシートを留める用に使う予定です。
追記:ワラーチのヒモにつかってみました!
マスキングテープ
![](https://keixx.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC_0937.jpg)
![](https://keixx.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC_0938_HORIZON.jpg)
マスキングテープはもともと塗装するときの保護テープですが、今ではインテリア用や文房具用として普通に売られています。
工業用でないマスキングテープを初めてつくったのが、同じく倉敷市にある工業用テープの専門メーカー「カモ井加工紙」
マスキングテープって使ったことなかったんですが、これも実にいろんな色とデザインがあったので目に留まりました。
プレゼント用にいいかと思わずたくさん買ってしまいました。
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調べてみるとプロモーションムービーも洒落てます。
カモ井は工場見学も人気だそうです。
・参照:マスキングテープ発祥!倉敷で行きたい「mt」カモ井の工場見学
吉備サービスエリアいいね
そもそも僕は地元が岡山県なんですが、吉備サービスエリアに行ったのは今回が初めてでした。
畳縁は1巻325円、マスキングテープは1巻160円、と超お手頃です。
ほかにも吉備サービスエリアは「きびだんご」や「ままかり」なんかの岡山県の名物が売ってます。デニム製品も売ってます。デミカツ丼も食べられます。
山陽自動車道を通るときはぜひ立ち寄ってみてください。
おしまい!