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【旅行記:島根】鈍行で8時間かけて津和野に行ってきた

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2017年1月、島根県の津和野町を訪れた。岡山から鈍行で8時間かけて、のんびり景色も楽しみながら。 


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島根県といっても西のはじっこにあって、山口県との県境にある。県庁の松江からはかなり離れていて、益田市(島根県西部の大きな?町)であれば車で北に30分。南に1時間走れば山口市にアクセスできる。といった、おもいっきり中山間地域の町。

人口は7000人弱。メインストリートは昔の伝統的な街並みが保存されていたり、津和野川にそって山あいに道路や集落が点在する様子は、岡山県の高梁市と似ている。



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グーグルマップで見ると、今住んでる岡山市と緯度が変わらない。けれど山なので積雪はそこそこあって、地元の人に聞くとたまにドカ雪もあるみたい。僕が訪れたときは大寒波の真っ只中だったので雪が吹きすさんでいて、山に道路にしっかり積もってた。くっそ寒かった。

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↓こういう空き家に住みたい…
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若者が送り込まれる町

FoundingBaseという会社と津和野町の取り組みを帰ってから知った。

FoundingBaseは東京の会社で、自治体と協力して地方に若者を送り込む事業をやってる。それに津和野町も参加していて、休学した大学生なんかが「地域おこし協力隊」の制度を利用していろんな活動をしているらしい。

・町内唯一の高校である津和野高校に設置された、無料の英語塾「HAN-KOH」
・ 津和野のローカルメディア「ツワノシゴト模様」

外に開かれているのはとても良いことだ。 

観光的によかったもの2つ

観光目的じゃなかったので、街中を3時間ふら〜と歩いたくらい。感想は「うんいい雰囲気ですね」というか。まあ平日の夕方でほとんど人もいないし、とくに目当てもないし、寒いし…。

つるべのカレーうどんが旨かった

役場の人につれられて、オススメのうとん屋「つるべ」でカレーうどんを食べた。これはもう、端的に今まで食べた(数少ない)カレーうどんの中でダントツぶっちぎりに旨かった。具はネギと肉だけ。カレーの香辛料の効き具合が最高で、それは寒い山あいを巡って冷えた体を温めてくれた。

「源氏巻」が美味しかった

道沿いの土産物屋で「源氏巻」という伝統菓子が売られていたので食べてみた。

ボリュームもあって良い甘さ。あんこはもちもちしててこれはうまかった。240円成り。焼きたての生地の香りが良くて、それは寒い町中であてもなくさまよう冷えた心を温めてくれた。

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シルク交流館に宿泊

宿泊は民宿や旅館じゃなくて、研修施設の「シルク交流館」に泊まった。移住検討の人や研修の人向けに格安(1泊400円!)で提供されている施設、というか家。 昔の大きな家を手入れしていて、襖で仕切られた部屋にそれぞれ泊まる感じ。キッチンや風呂、トイレはもちろん共同。全体的にくっそ寒かった。 

食事は自炊なんだけど、周囲にコンビニは一切なし。車がないととても不便。近所に「ニチマル」という小さいスーパーがあって、そこに10分くらい歩いて買い出しにいった。レジのおじいさんは、僕が出した小銭をろくに確かめもせずに一瞬でお釣りを返し、その金額は完璧だった。阿吽の呼吸というか、素晴らしいインタラクションだった。

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というわけで、津和野町はめっちゃ寒かった。

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