2018年3月末、神奈川県の鎌倉を訪れました。
そこで観光がてら江ノ島にいったんですが、衝撃的なものに出会いました。
「あ、あれってこういうことだったのか!」とめちゃくちゃ驚きました。
早い話が「江ノ島エスカー」に驚いたんですが、なんでそんなに驚いたのか、そのわけについて書きます。
アジカンの曲だと思ってた
ところで、僕は「アジアンカンフージェネレーション」というバンドがけっこう好きなんですが、彼らの5thアルバムに『サーフ ブンガク カマクラ』という作品があります。
すべての曲に江ノ電(江ノ島鉄道)の駅名がついていて、鎌倉愛に満ち満ちています。
「藤沢」から始まり「鎌倉」で終わる、『サーフ ブンガク カマクラ』の曲は下記のとおり。
- 藤沢ルーザー
- 鵠沼サーフ
- 江ノ島エスカー
- 腰越クライベイビー
- 七里ヶ浜スカイウォーク
- 稲村ヶ崎ジェーン
- 極楽寺ハートブレイク
- 長谷サンズ
- 由比ヶ浜カイト
- 鎌倉グッドバイ
…はい、この3曲めに「江ノ島エスカー」があります。
めっちゃくちゃいい曲で、このアルバムで僕は一番好きです。
(YouTubeになかったので、AWA(音楽配信サービス)のリンクを貼っておきます。サビだけ聞けます↓)
このアルバムが出たのは現在から10年前(10年前の僕はおそらく今より20倍くらいアホでした)。
今でもこのアルバムを聞いて「江ノ島エスカーいいね!」と思ってましたが、同時に
江ノ島エスカー = アジカンの曲である!
と、ずーと思っていました、江ノ島で発見するまでは。
あるじゃん江ノ島エスカー
そしてこのたび鎌倉に赴き、興奮しながら江ノ電に乗りました(当たり前だけど『サーフ ブンガク カマクラ』の駅ばっかりだったので)。
相模湾を横目に西へ歩き、
稲村ヶ崎から江ノ島を眺め、
鎌倉高校前で踏切の写真をとり(スラムダンク!)、
そうして吸い寄せられるように江ノ島へ。
そしてそれが目に飛び込んできました。
控えめに言って、死ぬほど驚きました。
「ああ、エスカレーターだったんだ。」
さんざん悩んだ結果、乗る
階段の多い江ノ島を、極めてロジスティックに、システマティックに、オートマティックに観光できる。
おまけにできるだけ外から見えないよう露出を控え、景観に配慮した小粋なエスカレーター。
それが江ノ島エスカー。
エスカーのある区画はたった3箇所。いわば乗るチャンスは3回しかありません。
自分の体力や体調を考えれば、どう考えても乗る必要なかったんですが、アジカンのエスカーが脳内で再生されつづけた結果、3つ目で乗ってしまいました。
ちなみに有料です。
1ミリも想像を裏切りませんでした。
頂上からの眺望は素晴らしいです!!
おしまい!