斧で薪割りすると、体をフルに使うから楽しい。

津和野

先日、同期の移住者仲間のお宅で、薪割りを2時間ほどさせてもらいました。

薪割りはもちろん斧で。イメージ的にはもうフェルディナント・ホドラーの「Wood Cutter」そのものです。

 

薪割りをやってみた理由は、ちょっと確かめたいことがあったので。

1年ほど前に、「隠居系男子」というブログの下記エントリを読みました(このブログは今でもよく読んでいて、単純に著者である鳥井弘文さんのファンです)。

 

外部リンク>>

隠居系男子:地域へ移住する人にも意識して欲しい「生産性」の話。

 

地方移住と生産性についての内容です。僕が実際に地方移住した現在、「そうだよなー生産性大事だよなー」と痛感しています。

 

とある薪屋の話

生産性の話は置いといて、この記事にはとある薪屋の話が出てきます。

下記抜粋です。

 

少し話は逸れてしまいますが、それを説明するために、最近とある地域で出会った「薪屋(まきや)」さんの話をしたいと思います。

彼は、その地域に移住してきて、一人で薪屋さんを始めたそうです。

今時、薪ですよ!?

しかも全部手割りで、朝から晩までひたすら薪を割るそうです。

そして、自分が住んでいる家から半径40キロ圏内だったら、車に積んで自らお客さんのもとにその薪を届けに行くとのこと。

もちろん薪なので、そんなに高額で売れるわけではありません。

このブログを読んでいる方の中には「気が狂っているんじゃないか…?」と思っている方もいるかもしれません。僕も最初はそうでした。

でも実際に会ってみると印象が全く異なりました。

嘘偽りなく、最近出会った人の中で1位、2位を争うくらい心底惚れこんでしまった方で、全力で応援したくなってしまったのです。

それが何故かと言うと、本当に薪割りが大好きだということが彼の表情や言動から伝わってきて、とっても幸せそうに見えたからです。

 

薪割りが大好きで、薪割り機を使わないで手割り(おそらく斧)でやっている薪屋だそう。

 

僕がこの部分を読んで「ん?」っと思ったのは、一日中ひたすら薪割りする彼のことを、一般的な意見としてとても理解できない、というふうに読めたからです。

 

いや、ぜったい楽しいでしょ?

 

というわけで、その楽しさを確認するために、斧で薪割りさせてもらったわけです。

やってみた感想は、もちろんすごく楽しかった。

 

自分の体をフルに使うのは楽しい

薪割りはものすごく単純作業です。

 

小切った丸太を台にのせる。

振りかぶった斧を真下に振り下ろす。

うまくあたれば一撃でパカっと真っ二つに割れる。

カランコロンと薪が左右に落ちていく。

また台にのせる…。

 

の繰り返し。

ただ、一般的に思い浮かべる単純作業と違うのは、自分の体をフルに使うこと。

体の隅々まで神経を張り巡らせて、振り上げた斧も体の一部だととらえる。そして一刀ごとに全霊をかける。

といったら言い過ぎだけど、自分の体をフル活用して力を出す。そういうのは普段あまりない機会だし、なにより心地いい集中と刺激、そして疲労をもたらしてくれます。

 

・・・

僕はそういう「自分の体をフルに使う」というのを、ジョギングやマラソンの形でやっています。

己の体以外に一切頼るもののない状態で、力の出し方は理解できている。そして文字通り「全力」を出す。そういう時間はとても有意義だと感じます。

 

おしまい!

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