【伐倒】忘れがちな「オノ目」は習慣づけたほうがいい

木の切り方

先日、広葉樹を伐採していたとき、切り株が面白い形に残りました。

切り方は基本の追い口切り。ツルの両端が裂け上がっています。

ツルがある両端数cmの部分は、受け口と追い口を切っていく中で、木の側面が唯一のこる場所。僕が思うに、その側面の引っ張りが原因で上方に引き裂けを起こす、という理解です。

木の用途がチップ材なんかであれば気にする必要はありませんが、用材として出荷したいなら、引き裂けがないにこしたことはありません。

 

※切り方については下記リンク参照

>>【伐倒】林業でいちばん基本的な木の倒し方「追い口切り」と、木が倒れるしくみ

 

オノ目を入れる

この引き裂けを防ぐためにいれる切れ込みを「オノ目」と言います。隅切り・コーナーカットとも呼ばれます。

↓斜めに入っているラインがオノ目

入れるタイミングとしては、受け口をつくったあと。

・受け口下切りから1cm下あたりの位置で

・ツル幅の2倍以上の長さで

・幹に対して30度くらいの角度で

・ガイドバーの2/3の深さで

そんな具合で切れ込みを入れます。言葉にするとややこしいですが、そんなに難しいものではありません。追い口を入れる前にパパッとやってしまえます。

 

↓オノ目の効いたツル。

ツルの両端、オノ目を入れたところが少し抜けています。

注意するのは、受け口下切りより上を切らないこと。これはつまりツルの強度を弱めることになります。

 

必ず入れる習慣づけ

オノ目を入れないと絶対に裂ける、わけでもありません。

なのでたまにしかオノ目を入れてないと、習慣づいてないので忘れがちになります。けど「倒してみて裂けてしまった…」となる場合があるなら、必ず入れたほうがいい。

そう考えてやっと身につきました。

 

※2018年1月追記

ヒノキだとこんな感じに裂けました。

ツルの受け口側が裂けやすいので、受け口側方向に長めにオノ目を入れるのがポイントです。

 

・・・

以上、オノ目の話でした。

おしまい!

 

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