山で焚き火していて思いました。
木が「燃える」とか「火がつく」「煙がでる」ってどういうことでしょうか?
目の前で起こっている火は、なぜ発生しているんだろう???
なのでその仕組みを調べてみました。
(まちがってたらすみません…)
燃えるために必要なもの
ものが燃えることを「燃焼」といいます。
Wikipediaから引用すると下記のとおり。
可燃物(有機化合物やある種の元素など)が空気中または酸素中で光や熱の発生を伴いながら、比較的激しく酸素と反応する酸化反応のことである。
酸素とほかのものがくっつく「酸化」がものすごく速く起こって、たくさんの光や熱を出す。
これが燃焼(ものが燃える)ということ。
燃焼には3つの条件が必要になります。
- 可燃物
- 酸素
- 熱源
この3条件がそろったときに燃焼が起こります。
可燃物に火源(ライターとか)を近づけて熱を加えて、燃焼に必要な高温になって酸素と結びつくと火がつきます。
木が燃えるのはガスが燃えている
木が燃えているのは、木から発生する可燃性ガスが燃えているからです。
ライターなどの火源を木に近づけると、温度により木が変化していきます。
- 〜100℃:水分が蒸発する
- 〜200℃:「熱分解」というものが行われて、可燃性ガスが発生する
- 〜250℃:引火する。煙が発生する。
という感じ。
見た目には木そのものに火がついていると思ってましたが、「木から発生したガスが燃えている」ということを初めて知りました(小学校で習ったかも…)。
逆に、火を消すには?
火を消すには水をかける、というイメージが浮かびます。
これは何をやっているかというと、水をかけることで
- 温度を下げる
- 水で覆って酸素の供給を断つ
という、燃焼に必要な条件のうち2つを無くしています。
なので火が消えます。
つまり、燃焼の3つの要素のうち1つでも無くしてしまえば火を消せます。
まとめ
まとめると下記のとおりです。
- 燃焼には「可燃物」「酸素」「熱」が必要。
- 3要素のうち1つでもなくせば火は消える。
- 木が燃えるのは、発生した可燃性ガスが燃えている。
子供向けですが、下記サイトがとてもわかりやすく解説しています。
燃焼についての本ならこちら。
現象そのものについて考えてみるのも面白いですね。
おしまい!