引っ越し作業が一段落してから回りました。
住むことになった地域の集落。その中では「下・中・上」の3つに地区が分かれていて、僕の家は中の一番はじっこ。
借りている一軒家の周囲には山と川のほかなにもなくて、道沿いにポツンとある感じ。そこから一番近いご近所の家でも300mくらいの距離。
地区の中ではまとまって家が数軒ある場所もあれば、ポツンと一軒ある家も多い。
そもそもご近所ってどこまで?
引っ越してきて挨拶回りをするときに思ったのは「どこまですりゃいいの?」ってこと。
いったいどこまでがご近所なんだ…と考えた結果、「歩いて回れる範囲だよね」という結論に。
そして歩いてみた結果、全部歩けたので全部の家を回りました(20軒くらい、一番遠くて1.5km)。
そもそも人が少ないので、住んでいれば顔見知りになるはず。なのですべて回っても損じゃない。
家の場所を知るにはグーグルアースが便利
住んでいる地域はグーグルマップを見ても建物の形が表示されません。ナビも途中で途切れてるし…。
挨拶に回ろうにも、場所が不確かなのは効率がわるいなーと思っていたら、グーグルアースに切り替えるとバッチリ航空写真で写ってました。
グーグルアースで集落全体を確認すると、枝分かれした細い道の先にも家があったり。事前に知らなかったらけっこう時間かかってたかも。
回っていただいたもの
大変ありがたいことに、数軒から食べ物をいただきました。どれもご自身で育てたもの、作ったもの。
・お米(10kg!)
・味噌、つけもの
・しいたけ
しいたけはどの家でも作っている様子。道の駅に出荷するパック詰め作業していたものをいただきました。苦手なんだけど、試しに煮物に入れてみると特有の匂いも感じなく、自然に食べられました。
回ってみた感想
主に3つです。
みんな好意的で一安心
とくに閉鎖的な感じはしなくて、みなさんとても好意的な印象。住民の方々の雰囲気がいいのは、自治会がしっかり機能しているからかも。
地域には自治会というものがあって、地域の行事や公民館での寄り合いがあるそう(もちろん僕も参加予定)。
1人の存在感が大きくなる
住民のほとんどは60〜80くらいの高齢の方々が中心。独居の家も数軒あり。若い人は見た感じほとんどいません。あと10年したら自治会も機能しなくなって、空き家もかなり増えるんじゃないかと。
若い人が増えるってのは、それだけでとてもありがたいみたい。地域住民の1人としての存在感は、街中に住むより圧倒的に大きくなります。
挨拶の手土産はいらない(と思う)
いちおう家の管理人さん・地域の自治会長には、挨拶がてら手土産(お菓子)を渡したんですが、けっこう遠慮されました。
前述のとおり、若い人が増えるってことだけで十分のように感じました(あと年配だからお菓子なんかはそんなに食べないのかも)。
・・・
ここでぼちぼちやっていきます。
過去記事:島根県に移住しました。