タイトルのとおり、自分で切ったヒノキの輪切りを磨いて、レーザーカッターで加工してみました。
ヒノキの状態
・直径は約20cm
・厚みは約2cm
・輪切りにしてから新聞紙にくるんで、1ヶ月くらい納屋で自然乾燥(=放置)
→包装を開けてみるとカビだらけ(でも割れてない!)
輪切りは自然乾燥させると高確率で割れます。なので割れてないのは驚きました。
・新聞紙で包んだ
・室内で乾燥させた
・そもそも乾燥させてるのを忘れていた
なんかが良かったのかもしれません。
乾燥具合をチェック
含水計でヒノキの4箇所を計測してみました。
①中心:14%
②ちょい端:20%
③端っこ:20%
④樹皮:23%
というわけで概ね20%、十分乾燥していると思います。
フジモックフェスで教わったとおり、中心が一番水分が少ない。
※フジモックフェスについては下記リンク参照(チームでやってるブログの記事です)
>>富士の間伐材からアイデアを形にする、FUJIMOCK FES 2017に参加してきました。
ひたすらヤスリがけ
チェーンソーでカットしているので、断面はけっこうデコボコ。
そこをサンドペーパーでひたすら磨きます。
・・・15分後。
デコボコをなくすにはサンドペーパーだとこれが限界。でもカビも取れたし、けっこういい感じです。
そして裏返すと!
もちろんデコボコカビだらけ。これも15分かけて磨きました。
磨き終わり
やっぱりヒノキは中心の色あいがとてもきれいです(スギだと黒っぽくなる)。
レーザーカッターで刻印
僕が休日に手入れを手伝っている山があるんですが、その団体の名前をレーザーで刻印してみました。
レーザーカッターは「Fabool Laser Mini(3.5Wモデル)」、データはインクスケープでつくりました。
デザインについてはあんまり考えずに作りましたが、レーザーカッターのパラメータ調整、インクスケープのデータ作成(とくにストロークの設定)に苦戦しました。
結果、自分としてはいい感じに出来たと思います。
今後に考えること
もっとクオリティを上げたいので、
・輪切りの乾燥条件の再チェック(新聞紙に包むとホントに割れない?)
・断面のやすりがけの精度(ベルトサンダーほしい…)
・インクスケープをもっと使いこなす
・デザインについてちょっと勉強する
・屋外に置いた場合の劣化具合を観察
なんかをやっていきます。
個人的に、原木はあまり手を加えないほうが魅力的だと思います。
※2018年1月追記
ベルトサンダーでゴリゴリ削ってみました。
さすがサンダー、めちゃめちゃきれいに平面が出ます。
おしまい。